2014/7/15

写真左)キャンプフォスター渉外係 富村浩子さん・中央)Farina Sami(フェリーナ サミ)・

写真右)沖縄市社会福祉協議会 会長 名嘉隆一

キャンプフォスターで働くFarina Sami(フェリーナ サミ)さんが6万5千円を沖縄市社会福祉協議会へ寄付していただきました。

フェリーナさんは、イスラム教徒でその教えに『およそ収入の2.5%を、困っている方など地域に貢献する』というものがあるそうです。キャンプフォスターに赴任して1年目となる今年、「地域へ社会貢献したい」と渉外担当の富村さんに話を持ちかけたところ、当会へ寄付することになったそうです。「今回、2万5千円は児童福祉へ、残りは、高齢者福祉と障害者福祉へ半分づつ使って欲しい。」と話されました。また、去る台風8号の災害へ関してもたいそう心を痛められており、ご支援できることがあれば何なりとお申し付けくださいと話されました。

ところで、イスラム教ではイスラム暦にラマダーン(断食節)の期間があり、その期間は、日の出から日没までの間は飲食をとることができないそうです。現在はまさにその最中で、私たちがお出ししたコーヒーを誰も手をつけないことに配慮して、「気になるから、どうぞおあがりください」と、フェリーナさんから逆に催促されて、大笑いする場面もありました。

沖縄市社会福祉協議会の名嘉隆一会長は、「大変ありがとうございます。フェリーナさんの意向に沿い、大切に活用させて頂きます。」と述べました。