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この会は、市社協の「音訳ボランティア養成講座」で学んだ者を中心に、
視覚障害を持つ方々へ文字情報を音声に変えて提供することを目的とし
て、1989年に設立されました。
正式に行政の「声の広報」作りに協力するようになったのは、1991年3月
からで今日まで続けることができました。
主な活動は、毎月市の広報課が各家庭に配布している「広報おきなわ」を
音訳して「声の広報カセットテープ」を作ることですが、時には、要請があ
って「対面朗読や雑誌、教科書などの音訳」もあり、会員は仕事や学校、
家事の合間をぬって活動しております。
月末に、広報課から届く「広報おきなわ」の原稿を、その月に協力可能な
各会員に振り分け、音訳録音してもらい、期日までにそろったテープをチェ
ックして音の統一を図り、音楽を入れて編集する。という手順で進められる
「声の広報おきなわ」マスターテープ作りは持ち場の各会員が自覚と責任
をもって、毎月コンスタントに続けられています。
また、テープのダビングと発送作業は、市の障がい福祉課を通じて行われ
ています。現在、視覚障がい者のほか、高齢者施設、病院、市と県立図
書館、沖縄盲学校など、約50本が配達されています。
朗読とは違い、感情もいれずに読み上げなければならない音訳。
その技術の向上を図りながら、市が発行した図書や行政機関から発行
する市民のための文字情報を、できるだけ幅広く提供していけるよう努力
することがこれからの仮題だと考えます。
「音訳とは本当に地味な活動ですが、利用者のニーズのある限り、続け
ましょう」というのが、私たちの合言葉となって、毎月のタイムリミットのある
中で時間を見つけ、録音室に通って頑張っているところです。
徳元初子(こだまの会代表)
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